私がGOLF4 GTIを選択した理由の一つに「チューニングのベース車両に適している。またチューニングの選択肢も多い。
」ということがあげられます。
いままで所有していた車はほとんどノーマルの状態で乗ってきました。シトロエンGS 1220 CLUBはいろいろ手を加えましたが、それはチューニングというより日常走行できる状態にするためのモディファイでした。(太古車でしたので。。(苦笑))
そんな私でしたが、今回GOLF4 GTIを購入するにあたりチューニングすることを決めていました。
というのもさかのぼること15年前、A2ゴルフを所有していた友人がCOXにてボアアップに始まりかなりのチューニングを施し、その車を数日借りる機会がありました。
完全にその車の能力を引き出すまでの腕はなかったですが、それでも「チューニングカーってすごいんだな。」
とショックを受けました。走行性能がノーマルの数段上でしたから。
ただお金もそれなりにかかるようで当時の私には高嶺の花でした。でも「いつかは。。」って思いました。
月日が流れやっと少しは余裕ができたので長年の思いを実現することにしたのです。
チューニング(tuninng )を辞書で調べると「調律、調整」とあります。車のチューニングに関して初心者の私ですが、自分の好みに「調律」して我がGOLFとより楽しいCAR LIFEを送りたいと思っています。
COX
Inc.はVW、Audiのスペシャリストのチューナーとして広く知られていますね。15年前の当時、COX(COX
SPEED)は第三京浜港北I.C近くにあり近所でした。CGなどでその存在は知っていましたのでちょっと寄ってみたことがありました。先ほど述べたように私の友人がCOXによく出入りしていた関係でCOXのイベントにも参加させてもらいました。富士スピードウェイで行われたジムカーナを見に行った時、そのアットホームな雰囲気はとても印象的でした。
私は納車待ちが4ヶ月半と今から思えば異常に長かったのです。そのため納車を待つ間にいろいろと情報収集していました。HPもそれがために立ち上げたようなものです。
1999/6/13にCOXでコンプリートカーCOX C18T/180ps(VW Golf4 GTI)、COX C3 SZ-1/200ps(Audi
A3 1.8T)の試乗会、チューニング相談会が行われる事をCOXのHPで知り、家族同伴で行きました。(Diary99/6/13に試乗記があります。)
秦野中井に移転してから初めて行きましたが、緑に囲まれた所にあり、ショールームもセンスある建物(イタリアンレストランのようですね。)でとてもきれいでした。工場もきれいに整頓され丁寧な仕事ぶりが想像されました。
応対していただいたのは笑顔の素敵なIさんで、子供連れの私達を快く案内していただきました。
COX C18Tの試乗を終え、コンプリートパッケージの内容についての説明を受けました。
COX C18Tは雑誌の紹介文などに書かれているようにいたずらにパワーを追うのではなくVW Golf4 GTI&GTXが本来めざす方向に沿って日本の実情に合わせよりポテンシャルを発揮できるようチューニングしているとの事、私はこのコンセプトが気に入りました。
チューニングというとやたらにいろいろな部分の強化に走りがちですが、うまくバランスを取らないとかえって本来その車が持つ素性、バランスを壊すことも多いです。
その点、COX はVWのチューニングの歴史も古く、技術力もレースで培ったものがあるのでチューニングについては初心者の私の中では絶大なる信頼がありました。
実際C18Tの試乗を終えより信頼感が湧きました。
C18Tの完成度が高く、非常に気に入ったので当日見境なく納車前にもかかわらず予約してしまいました。(^^ゞ
予約車のシリアル番号が8号車という縁起の良い数字だった事もありますね。(笑)
その日以降仕事に精出したのはいうまでもありません。
家内は特に何もいいませんでしたが(というより良く分からなかった。(笑))、自分的には人参100本目の前にぶら下げられた気分でしたよ。(^^)
1999/6/13にCOXで行われたコンプリートカーCOX C18T/180ps(VW Golf4 GTI)の試乗会から約1ヵ月後が過ぎた1999/7/15に私のGOLF4 GTIは納車されました。
すぐにコンプリート化してもよかったのですが、ノーマルの状態もよく味わってからにすることにしました。DUOの担当者からもそのように勧められましたし。
1999/8/20夕刻、COXはIさんより仕事先に電話。「そろそろC-18Tはいかがですか?」とのこと。納車後しばらくノーマルで乗ってから連絡しますと伝えていたのですが。頃合見て御連絡頂いたようです。
「慣らし中(1700km)ですけど大丈夫ですか?」との問いに「それだけいっていればまずは大丈夫です。」とのこと。「月末は込むのでそろそろ予定を入れましょうか?」といわれたのですが、1999
European Challenge in TSUKUBAの話しをして、ノーマルで参加してこれが終わったらにしますと伝えました。「分かりました。当日お会いできますね。」とのこと。そうです、Volkswagen
Motorsport GTI Cup(JAF公認競技)があるのでCOXの方々もいらっしゃるのです。
御存じのようにVolkswagen Motorsport社の日本国内における全てのVWMカスタマーサービスは、日本での総代理店及びライセンス管理者であるCOX
Inc.が行っています。
1999/9/15、ちょうど納車後2ヶ月のこの日筑波サーキットで行われたBreeze Sport Driving in European Challengeがノーマル状態での最初で最後の全開走行になりました。ちなみにGOLF4 GTIノーマル状態でも十分サーキット走行楽しめます。(私レベルですけど。)
1999/9/18COXはIさんに電話を入れ、入庫日を決めました。
1999/9/26、3300km走行時、COXで行われたスワップミートの日に入庫しました。
1999/9/30に完成、引き取りにいきました。今回一緒にボディコーティングもお願いしたので4日かかりましたが、C18T化自体は2日で終了します。ちなみに私の車は8号車です。
今回チューニングにあたりチューニングパーツを個別に組んでいきながらステップアップすることもできましたが、私がチューニングに関して特に造詣が深くなかったこともあり日本屈指のVW、AudiチューナーであるCOXの提案するコンプリートパッケージにする事にしました。
コンプリートパッケージですからCOX内でもトータル性能を熟慮して開発されていると思ったので。
試乗してC18Tが気に入ったこともあり、C18Tを通してチューニングを学びC18Tをベースにステップアップしようと考えました。
COX スタッフもとてもフレンドリーで適確なアドバイスもしていただけましたし、長いお付き合いできるところだなと思いました。
私もメンバーに入れていただいてお世話になっているつのださんのHP、ドイツ車野郎 Aチームのコンテンツ(COXのページ)に"COX
C18T"の世界初最新レポートが掲載されていますので参考にして下さいね。
COX COMPLEATE PACKAGE C18Tの内容は以下の通りです。くわしくはCOXのHPで。
引き取りに行って帰りの東名ですぐにチューニングの効果が体感できました。
全体にトルクが増した感じですが、2200rpm越えたあたりからトルクが太くなったことが体感できます。特に3000rpmあたりからはトルクフルです。3000rpmあたりというとATでは100km/h越えたところです。
もともとトルクフルなGTIですが、よりトルクが増したため高速での追い越しはより楽ですし、速いです。(^^)
ちなみにノーマルの最大出力は150PS/5700rpm、最大トルクは21.4kgm/1750rpmですが(VWのカタログ値)、C18Tでは最大出力は180PS/5900rpm、最大トルクは26.8kgm/3330rpmです(COXのカタログ値)。
ROMチューンということもあってかチューニング車にありがちなアイドリング時の「不整脈」はほとんどなくエンジンのマナーはよいです。
マフラー交換したため排気効率が上がりその分出力も少しばかり増加しているようです。約5PSのアップと聞いています。
また、ターボパイプに交換したこともありエンジンのレスポンスもよくなりました。
2000/5/4現在、C18T化してから7カ月が経っていますがC18T化した事によるトラブルは一切ありません。
ノーマルの状態との比較をよく聞かれますが、ノーマルの状態忘れてしまっています。(笑)
私的にはこの状態、C18Tが本来のGTIの姿といっても良いぐらいです。カタログモデルといって良いほどの完成度ですよ。
ただ、長く乗るにつれ足回り(ショックはノーマルのままです。)やブレーキパッド(これもノーマルのままです。)等さらに上のもの欲しくなりますね。(^^ゞ
まあ焦らず楽しみながらチューニングして行きたいと思っています。
2000/3/16(木)
COXさんへエアフィルター交換に出かけました。
交換したエアフィルターはRAMAIR(RA-V106)の純正タイプ(湿式)です。写真左の黒いのは交換した純正装着されていたものです。やはりそれなりに汚れていますね。
ちなみに、おまけのステッカー(写真右)付いています。(^^) フィルターケースカバーにでもつけましょう。
料金は¥13000と消費税¥650の¥13650でした。ちなみに工賃はかかりませんでした。作業は純正タイプですので単に交換するだけですが、GOLF3などに比べてやや面倒で約30分の作業時間です。
で、交換した印象ですが、もっと早く交換しとけば良かったという印象です。
音が多少大きくなりましたが、エンジンのレスポンスアップははっきり体感できました。多少パワーアップしたような。。(^^) 定番メニューですが効果大です。
GOLF4用販売されたのいち早くお知らせした身ですが、純正装着のものある程度汚れてからと考えてしまい今まで持ち越していました。C18T化したときに交換考えていましたが、このときはまだ販売されていませんでした。
しかし、入り口から出口まで空気の流れを効率化した方がよいのは目に見えていますし、交換したお友達の評判も良かったので砂埃の季節も終わりつつあるこの時期に交換した次第です。
なお、メンテナンスキットで汚れをきれいにすると繰り返し使えます。
ご存じのように純正装着のフィルターよりスポーツフィルターの方が効率よく空気を取り入れることができるのでエンジンのレスポンスアップ、パワーアップにも効果があります。ただエンジンマネージメントを考えずエアフィルターだけでエアフローセンサーに当たる空気量、速度に大きく変化がありすぎるとかえって空燃比に変化が生じたりしてパワーダウンにつながることもあるようなので純正交換タイプが無難です。
1999/11/12 (金)「車止め」
駐車場には車止めが設置してあるところが多いですね。コンクリートのものが多いですが、最近はプラスチック製のものもありますね。仕事先の駐車場にもよく見かけるコンクリート製のものが設置してあります。コンクリート製のものの高さには何種類かありますが、これまたよくあるサイズのもの(一辺約10cmぐらい)です。
GTIの最低地上高は実測で他のグレードより2cm低く、また私の車はバリアブルレートサスペンションを装着しているので、さらに5mm低くなっています。またマフラーも変えているので車止めギリギリです。後席には主に子供しか乗らないですが、大人のフル乗車時、荷物を満載した時、傾斜のある駐車場の時などでは注意が必要です。
COXのマフラーを装着しておりますが、装着法には私のようにリアアンダースカートを加工して付ける方法(本家で装着の場合は通常こちらになります。)と、加工はせずにステーを利用して付ける方法があります。後者の方法の場合前者に比べマフラーカッターの位置がさらに低くなるので車止めに引っ掛けないようにより注意が必要です。
COXのマフラー装着を予定されている方の参考になれば幸いです。