「大トミカ博2000」見物記
Ver.1.0 27/8/00'UP

はじめに
今日は一家揃ってTOMYのトミカ発売30周年記念イベントの「大トミカ博2000」見物に池袋はサンシャインシティまで出かけてきました。
家族は昨日の土曜日に行ってきていたのですが、話を聞いて最近ミニカーにはまりつつある私は行きたくなり(笑)急遽行くことになりました。
車での移動、イベントは朝一に限るという私の法則により朝食もそこそこに出かけました。(^_^;)
高速下りは渋滞でしたが都心に向かうので空いていました。サンシャインシティは首都高速出口から駐車場へすぐ入れるので車だと便利ですね。

見物記
午前11:00に現地に到着、30分そこそこで着きました。いつもこうなら良いのですけどね。
でも1800台収容の駐車場満車に近くなっていました。
夏休み最後の週末ということや子供向けのイベント多くやっていたこともあり、人出が早くまた多かったです。
サンシャインシティイベントのメッカですね。ロケーションの良さと手ごろな広さのスペースが多いからなのでしょう。

例のごとく画像中心でレポートしますね。時間があったらテキスト説明つけますね。(^^ゞ
トミカ自体が小さいので画像見にくいかもしれません。その点ご了承下さいね。


開場1時間でこの行列!(約400mか。)、小さいお子さん連れが多かったです。
お父さんも含めトミカの人気は凄いです。子供のおもちゃとしてみた時、安くて(おねだりされた時の「そらし」役に役立っています。(苦笑))壊れませんし良いおもちゃです。
TOMYの社員?の方が「暑い中申し訳ありません。」と声かけて回っていましたが、企業姿勢として評価できますね。ただ、前売り券持っていた方も並んだのはちょっと可哀想でした。


2時間のところ45分で辿り着きました。ヤレヤレ。今日は蒸暑く子供には可哀相でしたね。
入場料は大人(中学生以上)¥800、子供(3才から小学生まで)¥500で、特製のミニカー付きます。実質子供は無料ですね。大人の余剰部は運営費に回るのでしょう。
トミカ小さいのでスペースとらずイベントコスト安くすみますね。
それを考えると先日のもてぎと昨日の豊橋のVGJのイベント、凄いです。


展示はトミカ誕生のお話から始まります。今回の展示はトミカコレクターの第一人者森山義明氏の協力と監修により行われました。


発売開始の1970年からのトミカが年代別に展示されていました。
また、用途車種別(パトカー、トラック、消防車など)メーカーモデル別(ビートル、スカイライン、ミニ、セリカ等)にも展示がありました。
ゴールド物も多かったです。(笑)


企業のノベルティ物も多く展示されていましたよ。
そごうさんもかつて作っていたのですね。。。
VWものはビートルだけですが、たくさんのバリエーションありました。


ミュージシャン物も多くThe Yellow Monkeyや織田裕二などのものありました。
コンサートツアーのノベルティなのでしょうね。


トミカができるまでの様子も展示してありました。まずは原寸木型作るところからスタートです。
倍寸木型は金型を作る元になる木型で精度を上げるため2倍の大きさで作るそうです。


エポキシ型は昔の金型作り方に利用されるもので倍寸木型にエポキシ樹脂を流して作ります。
凹面を機械でなぞって金型を彫ります。
今は放電マスターを金型に押し付けて電気を流し、金属を溶かしながら金型を彫るそうです。


出来上がった金型です。これに材料鋳込んでパーツを作ります。


樹脂製パーツの材料のペレットと本体の材料である亜鉛ダイキャストのインゴットです。
樹脂ペレットは約300度、ダイキャストインゴットは約450度で溶かし金型に流し込みます。


左は金型から取り出したばかりの鋳造品でまだランナーが付いています。
できたパーツは組み立てに入ります。
ボデイ本体にドアを組み込みバネで固定します。
ドア組したものにスプレーブースで塗料を吹き付け約150度の熱でで乾燥させます。


本体の一部の色を変える時はマスクを施し塗装します。
シリコンゴムの「パッド」を利用してマークを印刷します。
右は成形直後の樹脂製パーツ(窓とシートとシャーシ)です。色別に作ります。


車輪組はステンレスの軸にタイヤを組んだものです。
シャーシ組は車輪組みされたものをステンレスの板バネでシャーシに固定したものです。
出来上がったパーツをベルト作業で組み立て検査をして完成です。

結構手間のかかる作業ですね。。。こうしてトミカができるそうです。


会場には95’コルシカラリー優勝車のトヨタセリカGT-FOUR(ST205)も展示してありました。
懐かしいです。


¥500の有料イベントですが、会場内でトミカを組み立ててくれる「トミカファクトリー」もやっていました。
今日はイプサム(昨日はパジェロだったようです。)でボデイ色は青、着、赤の3色、内装色もグレー、黒、赤の3色から自分の好きな色をチョイスして組み立ててくれます。
もちろん記念限定車になります。私は3色作りました。(^^ゞ


お兄さんが最終作業(かしめ)してくれます。テスト走行して箱詰めして完成です。


コレクターの方々にはこちらが本命かも。
トミカグッズと30周年記念限定品の販売も行われていました。飛ぶように売れていましたね。


スカイラインやセリカのセット物やS2000などの限定品の販売がありました。
ホワイトボデイのR34スカイラインやヴィッツもありました。
ご多分に漏れず私も購入しました。全部です。。。典型的日本人かして限定ものに弱いのですねぇ。
ちなみに好きものと思われる大人はみんなそうでしたよ。(^^ゞ
メモ書きしている方やデジタルビデオで全て撮影している方も沢山いましたね。
私もDeepな世界に足を踏み入れつつ。。。


「大トミカ博2000」子供はもとより大人も楽しめるイベントです。
トミカができるまでの工程が私的には一番良かったです。
会期は残り少ないですが、興味のある方行ってみては如何でしょう。
簡単にとりあえずレポートしようとのつもりがしっかり書きましたね。(^^ゞ



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